求人広告の「裏ワザ!」へ、ようこそ。
求人広告の制作で企業様を訪問し、人事ご担当者様など企業側の方々と打ち合わせをさせていただいたり、先輩社員の方に取材をさせていただいたりするたびに思うのが、「自分の会社の魅力って、意外とわかっていない」ということです。まあ人間だって、自分の魅力ってなんだ?と問われて明確に答えられる人はそんなにはいないと思うのですが、まさにそれは会社も同じだ、と痛感するわけです。
求人広告をつくる上で私が一番気をつけていることは、一言で言えば「他社との差別化」です。それは掲載する求人サイト上で採用競合となるような企業、たとえば同業の企業様であるとか、異業界だけど似たような人物ターゲットを設定しているような企業様であるとかになるわけですが、そういった企業様が打ち出している訴求ポイントを踏まえた上で、じゃあ今回私が担当させていただく企業様はどこが違うのか、どこを訴求すればターゲットとなる求職者様に響くのか、を強く意識して広告制作にあたります。それを突き詰めていくと、結局はその企業様で働く「人」が一番の差別化ポイントになる、というところに落ち着くのですが、それがどうすれば魅力的に映るのか、というところまで着地させるために、私はあれもこれもといろんな質問を取材対象の方に投げかけます。時には失礼にあたるのではないか、というところまで踏み込んで話を聞いたりさせていただきますが、それは「他社との差別化」を実現して「こんな人が応募してきてくれてよかった」という結果へ導くためのプロセスだとご理解いただければ幸いです。
まあそんなことを20年超もやってきた中で、どうすれば「他社との差別化」ができる訴求ポイントを見出せるのか、というちょっとしたノウハウもこのブログで紹介していこうと思います。今回は「そんな記事を公開していくよ」という前振りの記事ということで、勿体ぶってみたいと思います(笑)。