求人広告の「裏ワザ!」へ、ようこそ。
今回は就活中の学生のみなさん向けに、「求人サイトは絶対か」といったテーマで記事を書こうと思います。
大手求人サイトと呼ばれるサイトはいくつかあるかと思いますが、就活生の多くはいったんは登録されるのだろうと思います。私が知っている某大手求人サイトの運営会社などは、「大学渉外」みたいな部署を置いて、大学を回って「登録してね」と呼びかけることに力を注いでいますから、なおさら「登録しなきゃ」なんて感じる方もいるんだろう、と推測しています。
じゃあ求人サイトを使って就活するのが絶対か、というとそうでもない、というお話をさせていただこうと思います。確かに求人サイトはたくさんの企業が掲載されていますし、企業同士を比較して見るという時には有効な媒体だろうと思います。それに企業とのコミュニケーションを取るのに求人サイト上で完結できるような機能も搭載されているので、便利であることも間違いない。だけど企業と接点を持つ方法というのは、必ずしも求人サイトを経由しなければいけないかというとそうでもない、ということもぜひ頭の片隅に入れておいていただきたいと思います。
今はスマホがこれだけ普及している時代ですから、情報を取捨選択するのもスマホを介して、というケースが多いんだろうと思います。昔なら四季報とか経済誌とか、場合によっては電話帳なんかを駆使して情報を得て、企業と接点を持つようにしていたなんて元・就活生の私なんかと同世代のおじさんおばさんもいると思いますが、そんな勢いでスマホを駆使していろんなサイトから情報を獲得する、というのもアプローチの方法の一つでしょう。特に興味のある企業のホームページなんかは有効な情報源ですから、自分が興味のある業界や分野にまつわるいろいろなキーワードで検索をかけて、現れる企業のホームページを見てみて、そこからとりあえず電話をかけてみるとか、メールしてみるといった方法を取ってみると、求人サイト経由では得られないような情報を獲得できるかもしれません。
それと最近、私も個人的に注目しているのがSNS連動型の求人サイトです。こういったサイトは新しいものに敏感な企業や大手求人サイトの高額な掲載料を払わずによりよい採用をしようと工夫を凝らしている企業などが掲載されており、中でもそのサイト内の自社ページについてコンテンツを充実させようという努力が見える企業なんかは、概ね面白い企業と言えるのではないかと思います。
私も学生の頃を振り返ると、社会を知らないものですから、会社選びをする際には視野狭さく状態になっていたように思います。今まさに学生であるみなさんにとっては、自分が「視野狭さくである」という自覚はなかなかできないものだとは思いますが、「よくわからないけど自分は視野が狭いのかも」と思って、いろんなアプローチの手段があるのだと目線を変えてみることも、就活へ有効に働くのではないか、と思います。